APIを用いたデータ活用 Python プログラミング

YouTube Data API v3入門

2023年8月26日

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前置き

近いうちにYouTube APIを使用したデータ活用をしていこうと思います。
今回はYouTube APIの基本的な使い方や注意点について解説します。

1. YouTube Data API v3とは？

YouTube APIは何種類かありますが、この記事ではYouTube Data API v3を対象として進めていきます。
YouTubeのデータにプログラム的にアクセスするためのツールです。これを使用することで、動画の情報やコメント、再生リストなどのデータを取得したり、動画のアップロードや編集などの操作を自動化することができます。

2. YouTube Data API v3で取得可能な情報

YouTube Data API v3を使用すると、以下のような情報を取得することができます。

  • 動画のタイトル、説明、再生回数、いいねの数
  • コメントや再生リストの情報
  • チャンネルの詳細や登録者数
  • トレンド動画や検索結果

3.YouTube Data API v3を使用する際の注意

  • クォータ制限: YouTube APIは1日にリクエストできる回数に制限があります。これを超えると一時的に利用できなくなるので注意が必要です。
  • エラーハンドリング: APIのリクエストが失敗した場合の処理をしっかりと書くことが大切です。

4. YouTube Data API v3のAPIキーの取得方法

  1. YouTube Data API v3のAPIキーを持っていない人は下記の記事を参考に取得してください。

5. YouTube APIのサンプルコード紹介

Pythonを使用して、特定のキーワードで動画を検索するサンプルコードを以下に示します。

この場合は「Python入門」というキーワードに関連するYouTube動画のタイトルを最大10件取得し、それを表示するものです。

import requests

API_KEY = 'YOUR_API_KEY'
BASE_URL = 'https://www.googleapis.com/youtube/v3/search'

params = {
    'key': API_KEY,
    'q': 'Python入門',
    'part': 'snippet',
    'type': 'video',
    'maxResults': 10
}

response = requests.get(BASE_URL, params=params)
data = response.json()

for item in data['items']:
    print(item['snippet']['title'])

6. まとめ

YouTube Data API v3は、YouTubeの豊富なデータにアクセスするための強力なツールです。
今回の内容は導入編なので動画単位やチャンネル単位の情報の取得方法も近いうちに紹介しようと思います。

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