NFT

WL(AL)の獲得方法について思うこと

2022年11月9日

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前置き

以前の記事にも少し書きましたが、基本的に人気のあるプロジェクトのNFTはWL(AL)を獲得しないと一次購入することはできません。

プロジェクトによってWLの獲得方法は異なるのですが、どのようなパターンがあるのか、それに対してどう思うかを書こうと思います。

どのようなパターンがあるか

過去の記事では主に下記の3種類を記載していましたが、今回の記事ではその他についても記載してメリットデメリットを考えてみたいと思います。

  • Giveaway
  • rumble
  • NFT所持によるユーティリティ

それ以外のWL獲得方法

私が経験したり聞いたことがあるものを書いているのでそこまで種類があるわけではありませんが、今後追加していく可能性があります。

  • Discordの発言回数によるLv制度
  • Discord内での各種イベントの参加の景品
  • MODの報酬
  • Giveaway開催の報酬
  • Twitterのハッシュタグの発言回数
  • Smash Kartsの景品
  • 特定のNFTを購入したおまけ
  • サーバーブースト
  • AMA参加

それぞれの簡単な説明も書いておきます。プロジェクトの内容も一部書いていますが、うろ覚えなので間違えている部分もあるかもしれません。

Discordの発言回数によるLv制度

直接的に〇回でWLというわけではありませんでしたが、WL獲得のための条件に含まれているイメージです。

メリットとしてコミュニケーションが活発になることでデメリットは「GM」や「おはよう」などの挨拶でスレッドが流れてしまうことです。
これに慣れてしまった人はコメント回数が不要なサーバーでも挨拶チャンネル以外で挨拶だけしてスレッドを流しているように見えます。

例)

 OVERBORNE:WL手前の前提条件として30-60回程度のコメントが必要、クールタイムは1分

 SOPHON:Giveawayの当選率を上げるためには100回以上のコメントが必要、クールタイムは3分

Discord内での各種イベントの参加の景品

これはサーバーによって開催内容やWL条件も変わります。参加賞もあるようなルールであればアクティブな人が全員恩恵を受けられるタイプだと思います。

例)

 TNL:ファンアートイベントで入賞した人にAL配布

 ANIM:ファンアートイベントで入賞した人にWL配布(うろ覚えです)

 JUNKeeeeS:ファンアートイベントの参加賞で経験値獲得(複数獲得でWLのようなもの)

 

MODの報酬

これはいまいち詳細はわからないのですが、運営のサポートをしているMODの方はプロジェクトによってはWLを報酬でもらっていると聞いたことがあります。

Giveaway開催の報酬

これも私が対象となったことはないため詳細はわからないのですが、プロジェクトによってはフォロワー数が多い人にWL配布を依頼した報酬としてWLを渡すことがあると聞いたことがあります。

Twitterのハッシュタグの発言回数

これは特定のハッシュタグをつけてツイートした回数に応じて報酬がもらえるものです。

例)

 JUNKeeeeS:ツイート回数10回、30回、60回、100回...と回数が増えるごとに獲得経験値が増加(複数獲得でWLのようなもの)

Smash Kartsの景品

これはSmash Kartsというマルチ対戦ゲームで勝利するとWLがもらえるというものです。

私は海外PJはほとんど参入しないのですが、海外PJではこの方式が使われるプロジェクトもあるそうです。

例)

 TNL:Smash Kartsの勝利者にSSPのWL配布

特定のNFTを購入したおまけ

これはNFTのユーティリティとは別に特定期間にフロア掃除の一環でWLが配布されるというものです。

例)

 TNL:edo2022を購入するとSSPのALがもらえる
 THEJEWEL:フロア近辺の対象NFTを購入すると次セールのWL配布

AMA参加

私はほとんどAMAに参加しないため詳しくないのですが、AMAによっては質問が選ばれた人から抽選でWL配布やAMA参加者の中から抽選でWLを配布することがあるようです。

獲得方法ごとのメリットデメリット

WLの獲得方法は様々なパターンがあることがわかりましたが、どんなメリットデメリットがあるのでしょうか。

主観になってしまいますが、ユーザーの質、平等性、確実性、楽しさの4つの観点で整理をしてみました。
 ※MODやGiveaway開催は対象者が少ないため除外

  • ユーザーの質:ガチホを〇、投機目的を×
  • 平等性:獲得できる確率に偏りはなければ〇
  • 確実性:時間やお金を費やすことで確実に達成可能であれば〇
  • 楽しさ:コミュニティが盛り上がるものを〇、退屈な作業を×
獲得方法ユーザーの質平等性確実性楽しさ
Giveaway×
rumble×
ユーティリティ
Discordの発言回数によるLv制度××
Discord内での各種イベントの参加の景品
Twitterのハッシュタグの発言回数
Smash Kartsの景品××
特定のNFTを購入したおまけ
サーバーブースト
AMA参加×

所感

  • Giveaway:最もメジャーだが、抽選方法によってユーザーの質は×~〇にぶれる印象
  • rumble:神頼み。参加できるということはそれなりにアクティブなので少しだけよさそう
  • ユーティリティ:すでにNFTを所持しているのでユーザーの質は基本的に高め
  • Discordの発言回数によるLv制度:無意味な挨拶を繰り返す人によってスレッドが流れていくのでこれは本当にいらない
  • Discord内での各種イベントの参加の景品:参加賞がもらえる場合はいいが入賞しないといけない場合はスキルによって差が出る
  • Twitterのハッシュタグの発言回数:プロジェクトの認知度を高める意味ではいいが、薄っぺらいコミュニケーションが乱立する
  • Smash Kartsの景品:スキルによって差がでるが、参加者同士は盛り上がる
  • 特定のNFTを購入したおまけ:そのプロジェクトにお金を出してもいい人なのでこれもユーザーの質は高め
  • サーバーブースト:お金を払ってブーストしている分、一定のユーザーの質はありそう
  • AMA参加:一定の関心がないとAMAに参加しないと思うのでユーザーの質は高そう

個人的な考え

色々なパターンでのWL獲得を見てきて思ったのが下記の内容です。
個人的には投機目的でない人たちにWLが多く割り振られる設計だといいなと思っています。

  • 投機目的の人の割合が高まるとMINT後の売り圧が高くなりすぎる→ガチホユーザーや投資目的の割合が高いほうがいい
  • Giveawayやrambleのみのプロジェクトの場合はどれだけアクティブでも手に入らない人がいるので確実に手に入る方法もあったほうがいい
  • コミュニティの団結力を高めるという観点ではAMAやrumble、各種イベントは有効

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