前置き
NFTをやっているとWLを獲得するために Twitter の Giveaway に応募することは欠かせないと思います。
このGiveawayについて個人的に考えていることを整理しようと思います。
Giveawayとは何か
そもそもGiveawayって何だって人もいるかもしれないので簡単に説明するとプレゼント企画のことです。
景品は一般的にはNFTのWLが多く、場合によってはNFTそのものが景品になることもあります。
開催もプロジェクトの運営からフォロワーの多い人が依頼を受けて開催するパターンや、個人で開催する2パターンがメインです。
Giveawayの応募条件はどのようなものがあるか
企画者によって条件は異なりますが、よく見る条件は下記のようなものです。
- フォロー:Giveawayの開催者や配布元の関係者のフォローが条件になることが多いです
- いいね&RT:基本的にこの条件はつくことが多いです。引用RTは当選確率2倍になることもあります。
※固定ツイートのいいね&RTが条件につくこともあり。 - リプライ:応募理由などをリプで書く条件がつくこともあります
- タグ付け:3人ほどタグをつける条件がつくことがあります
- Discord加入:配布元のプロジェクトのDiscordサーバーに加入することが条件になることもあります。
どのように抽選が行われるのか
抽選に関しては抽選ツールを使用したり、コメントを見て主観で選んだりと色々なパターンがあります。
抽選ツールも色々ありますが、私は『あたるってぃー』を使用しています。
理由は引用RTをしてくれた人の当選確率を2倍にする設定が使えるからです。
https://irucabot.com/tools/atalottery/
抽選ツールの場合は条件を満たした人からランダムに選ばれますが、主観で選ぶ場合はどのように選ぶのでしょうか。
あくまでも自分の推測でしかないですが考えてみました。
Giveawayの目的は何か
まずGiveawayの目的を運営、個人の観点で考えてみましょう。
主観になってしまいますがこんな感じでしょうか。
Giveaway配布元の運営の目的
運営の最終目的はコレクションの完売だと思いますが、そのためのステップとしてはこのような感じでしょうか。
1.認知度の向上 | Giveawayが拡散されTLに表示されることでプロジェクトの名前を聞いたことがある人を増やす |
2.関心を持つ人の増加 | Giveawayの説明を読みプロジェクトに関心を持つ人を増やす |
3.購入検討者の増加 | Discordに参加しプロジェクトの情報や雰囲気を知り、購入検討する人を増やす |
4.購入者の増加 | ロードマップやユーティリティ、価格などを知り、購入する人を増やす |
ただし、完売をしたとしても投機目的の人が多いと売り圧が高くなるため投機目的の人の割合は少ない方がいいと思います。
Giveaway開催者個人の目的
個人の目的は主に2パターンあると考えています。
- プロジェクトの応援:プロジェクトの応援の場合は上記の運営の目的と同様だと思います
- 個人の影響力の増加:自らのフォロワーを増やし、自身の認知度や影響力を増やす
どんな人に当選してほしいか
これらの目的をふまえて、どんな人に当選してほしいでしょうか。
運営目的に合わせた場合はであればこんな条件ですかね。
- Giveawayをきっかけに追加でNFTを購入してくれる人
- 追加でNFT購入はしないもののプロジェクトを応援しガチホ&受取ツイートなどをしてくれる人
- 追加でNFT購入はしないもののガチホしてくれる人
- 売却目的で応募した人
それに対して個人目的の場合はどうでしょうか。
こちらもプロジェクトの応援が目的の人の場合は上記と同様だと思います。
ただフォロワーを増やしたいだけの人であればもしかしたらどんな人でもいいと思っているかもしれません。
応募条件とユーザーの質
応募条件とユーザーの質は関係があるのでしょうか。
定量的に検証したわけではないので仮説ですが、私はこのように考えています。
応募条件 | ハードル | ユーザーの質 | 所感 |
フォロー | 低 | × | 条件が簡単なので特にユーザーの質は変わらない |
いいね&RT | 低 | × | 条件が簡単なので特にユーザーの質は変わらない |
引用RT | 中 | 〇 | メッセージ作成が必要なので何も考えずに応募する人は除外可能。メッセージ内容によってもユーザーの質を推測できる可能性。 |
リプライ | 中 | 〇 | メッセージ作成が必要なので何も考えずに応募する人は除外可能。メッセージ内容によってもユーザーの質を推測できる可能性。 |
タグ付け | 高 | △ | 他の人の迷惑になる可能性もありハードルが高い。その割にはユーザーの質が良くなるとは思えない。(この条件なくてもRTされた時に興味あれば応募すると思うので) |
Discord加入 | 低 | × | 条件が簡単なので特にユーザーの質は変わらない |
応募条件に含まれるものではないですが、ユーザーの質を推測する上で個人的に意識しているのは下記の2点です。
- フォロワー数に対してフォロー数が少なすぎる
- ツイート内容がRTばかり
どちらに関してもGiveawayの応募ばかりしている人にみられる傾向です。
もちろんこれらの人全員の質が悪いと言いたいわけではありません。しっかりとNFTにハマるきっかけとなるGiveawayになる可能性もあります。
ただ期待値としてどうしても他の人よりも下がってしまうのは確かだと思います。
私の場合
私は3回ほどGiveawayをしたことがあります。
私の場合は上記の仮説の元毎回条件を変えていました。
- 1回目:欲しい理由をリプで書くことを条件に
- 2回目:フォロー&RTのみで、自分のフォローは条件に含めない
- 3回目:既存フォロワーを対象にいいねのみの条件。新規フォロワーは条件外なのでRTの禁止
Giveawayをしてみた所感
フォロワー数の増加
Giveawayをすることでフォロワー数は増えました。
少し意外だったのが、2回目はフォロー条件を入れていなかったのにも関わらず50人ほどフォロワーが増えたのが意外な結果でした。
個人的に思ったのが、Giveawayをして増えるフォロワーはGiveaway目的のフォローであるため、その時点では自分自身に興味を持ってくれているわけではありません。
Giveawayのフォローをきっかけに自分のファンになってもらわないと意味がないと思っています。
現状の私自身はファンになってもらえるような情報を提供できているわけではないため、Giveawayでのフォロワーは不要だと考え始めています。
何も読まない応募者
3回目で知れたのが、Giveawayを応募する人の中には何も読まずに機械的に応募する人が一定数存在することです。
既存フォロワーが対象と記載していましたが新規フォローからの応募、そもそもフォローしていない人からの応募、RTする人など条件を読まない人が50人ほどはいた印象です。
抽選ツールの限界
Giveawayをしてわかったのが、本当に欲しい人はリプや引用メッセージで自分の想いを書いてくれることです。
そういった人は印象に残りますし、当選しなかったとしても今後コミュニケーションを取りたいなと思えるので良い人がわかるというのは非常に良いことだと思いました。
しかし、抽選ツールを利用した場合はリプ条件にしていたとしても熱い想いのリプと「応募させていただきます」一言のリプが等価として扱われてしまいます。
抽選ツールは非常に便利なのですが、ユーザーの質を絞りたいと思っても難しいことがわかりました。
※私が知らないだけでユーザーの質を絞れるようなツールが存在している可能性はあります。
個人的な考え
長々と書いてしまいましたが、ざっくりまとめるとこんな感じです。
- Giveawayの抽選は完全ランダムとは限らない
- ユーザーの質は色々なパターン存在するが、私自身がGiveawayをする際にはGiveaway専門の人には渡さない
- 抽選がランダムでない場合は相手の目的に合ったコメントをすることで当選確率が上がる可能性がある
TwitterのAPIを使えば完全ランダムでなく、リプの内容や直近のツイート傾向からスコア化を行えるのでは?と妄想していますが、Giveawayは活動の軸ではないため優先度低で保留です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!