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原神・スタレ・ゼンゼロの評価はどう違う?Google Playレビューから見る高評価と不満点

原神、崩壊:スターレイル、ゼンレスゾーンゼロは、どれもHoYoverseの代表的なタイトルです。同じ会社の基本無料ゲームとして並べて語られやすい一方で、Google Playレビューを読むと、評価されている場所も、不満が出る場所もかなり違います。

この記事では、Google Playレビューをもとに、3タイトルの高評価と不満点を比較します。単に平均評価を並べるのではなく、「どの体験が褒められやすいか」「どの場面で不満が出やすいか」を分けて見ていきます。

なお、今回は崩壊3rdは同列には入れていません。HoYoverseのアクション系タイトルとして重要な作品ですが、サービス年数や既存ユーザー層、Part 2以降の文脈がかなり違うため、この記事では原神・スタレ・ゼンゼロの3本に絞りました。

先に結論:3本は同じHoYoverse作品でも、刺さる場所が違う

今回のレビュー集計から見ると、3タイトルはざっくり次のように分かれます。

タイトル評価されやすい点不満が出やすい点読み方
原神探索、世界観、グラフィック/演出、音楽ログイン/通信、ガチャ/課金、運営、育成長期運営の魅力と、続ける重さが同時に出やすい
崩壊:スターレイルストーリー、キャラクター、演出、ターン制バトルガチャ/課金、通信、育成物語とキャラの満足度が評価の中心になりやすい
ゼンレスゾーンゼロアクション、演出、キャラクター表現ガチャ/課金、育成、運営、ログイン/通信、端末相性刺さる人には刺さる一方、合わない点も具体的に出やすい

原神は、探索や世界観への好意が強く出ています。スタレは、ストーリーとキャラクター、ターン制バトルの遊びやすさが評価されやすいです。ゼンゼロは、アクションや演出の手触りが魅力として語られる一方で、3本の中では直近12か月の低評価率も高めでした。

直近12か月の評価は、ゼンゼロがやや厳しめ

まず、直近12か月のレビューだけを見ると、評価分布は次のようになりました。

タイトル直近12か月レビュー件数平均評価高評価率低評価率
原神1,126件3.36155.0%36.2%
崩壊:スターレイル758件3.26152.4%38.0%
ゼンレスゾーンゼロ799件2.99543.6%45.9%

原神とスタレは高評価が過半数ですが、低評価も3割台後半あります。ゼンゼロは高評価率43.6%、低評価率45.9%で、直近レビュー上では評価が割れやすい状態に見えます。

ただし、この数字だけで作品の優劣を決めるのは危険です。リリース時期、ユーザー層、端末要求、レビュー投稿のされ方が違うため、ここでは「どんな体験がレビュー上で評価・不満につながっているか」を見る材料として扱います。

評価されるポイントは、かなり作品ごとに違う

高評価寄りの語句を見ると、3タイトルの個性が出ます。原神は探索や演出、スタレはストーリーや戦闘、ゼンゼロはアクションとキャラクター表現が中心です。

タイトルキーワード群レビュー件数高評価率低評価率
原神探索/マップ200件59.0%29.0%
原神グラフィック/演出112件64.3%24.1%
原神音楽/BGM22件72.7%18.2%
崩壊:スターレイルストーリー300件56.7%32.0%
崩壊:スターレイル戦闘/操作142件57.0%30.3%
崩壊:スターレイルグラフィック/演出84件63.1%22.6%
ゼンレスゾーンゼロ戦闘/操作236件44.1%41.1%
ゼンレスゾーンゼロキャラクター314件44.6%42.0%
ゼンレスゾーンゼログラフィック/演出69件49.3%40.6%

原神は、フィールドを歩く体験や世界観の作り込みが評価に結びつきやすいです。探索/マップ、グラフィック/演出、音楽/BGMはいずれも高評価率が高めに出ています。

スタレは、ストーリーと戦闘/操作の両方で高評価率が高めです。ターン制RPGとしての遊びやすさ、オートを含むテンポ、演出の見せ方がレビュー上でも評価されているように見えます。

ゼンゼロは、戦闘/操作やキャラクターの言及数が多い一方で、高評価率と低評価率が近くなっています。つまり、アクション性やキャラクター表現が強みであると同時に、好みが分かれる場所にもなっている可能性があります。

不満点は、ガチャ/育成/通信に集まりやすい

不満側では、3タイトルに共通するテーマもあります。特に、ガチャ/課金、ログイン/通信、育成/難度は、作品を問わず低評価に寄りやすい語句です。

タイトルキーワード群レビュー件数高評価率低評価率
原神ガチャ/課金243件39.9%49.4%
原神ログイン/通信82件26.8%63.4%
原神運営/改善183件36.6%48.1%
崩壊:スターレイルガチャ/課金229件44.5%45.9%
崩壊:スターレイルログイン/通信52件40.4%50.0%
崩壊:スターレイル育成/難度109件48.6%38.5%
ゼンレスゾーンゼロガチャ/課金211件38.4%53.6%
ゼンレスゾーンゼロログイン/通信78件29.5%53.8%
ゼンレスゾーンゼロ育成/難度109件33.0%51.4%
ゼンレスゾーンゼロ運営/改善134件34.3%54.5%

原神は、ログイン/通信の低評価率が高く、ガチャ/課金や運営/改善も不満寄りです。長期運営タイトルとして、積み重なった要望や復帰時のつまずきがレビューに出やすいのだと思います。

スタレは、ガチャ/課金とログイン/通信では不満が見えますが、育成/難度は低評価一辺倒ではありません。ストーリーやキャラクターへの満足度が高いぶん、育成の重さを受け入れているレビューも混ざっているように見えます。

ゼンゼロは、ガチャ/課金、ログイン/通信、育成/難度、運営/改善のいずれも低評価率が高めです。まだ新しいタイトルである分、ゲーム性や日課、育成導線、端末相性への反応が強く出ている可能性があります。

容量や重さは、ゼンゼロだけ少し違う出方をしている

スマホゲームのレビューでは、容量や動作の重さは不満として出やすい語句です。ただし、今回の3タイトルでは少し見え方が違いました。

タイトル容量/重さのレビュー件数高評価率低評価率
原神165件54.5%31.5%
崩壊:スターレイル152件57.2%30.3%
ゼンレスゾーンゼロ163件43.6%46.6%

原神とスタレでは、容量/重さを含むレビューが必ずしも低評価に寄っていません。大型ゲームであることを理解したうえで評価しているレビューや、端末負荷を認識しつつゲーム内容を評価しているレビューも混ざっていると考えられます。

一方で、ゼンゼロは容量/重さの低評価率が高評価率を少し上回っています。アクション性が高いぶん、端末相性や操作中の快適さが評価に直結しやすいのかもしれません。

タイトル別に読むと、評価の理由が見えやすい

原神:長く遊ばれているからこそ、魅力も不満も蓄積している

原神は、探索、世界観、グラフィック、音楽の評価が強く出ています。レビュー上では、広いフィールドを歩く体験や、長く付き合ってきたキャラクターへの愛着が評価されやすいです。

一方で、長期運営タイトルとしての重さもあります。ガチャ、育成、運営方針、通信やアップデートまわりのつまずきは、不満として出やすいです。原神は「好きだから続けている」レビューと、「続けたいが負担も大きい」レビューが同時に存在するタイトルに見えます。

スタレ:ストーリーとキャラが評価の軸になっている

スタレは、ストーリー、キャラクター、演出、戦闘/操作の評価が比較的安定しています。ターン制バトルで遊びやすく、オートも使えるため、スマホゲームとして続けやすいと感じるユーザーが一定数いるようです。

ただし、ガチャ/課金やログイン/通信には不満も出ています。キャラクターや物語を追いたい気持ちが強いほど、欲しいキャラクターを引けないことや、育成素材の重さがストレスになりやすい構図です。

ゼンゼロ:アクションの強さが、そのまま評価の分かれ目にもなる

ゼンゼロは、アクション、演出、キャラクター表現が魅力として出やすいタイトルです。戦闘/操作やキャラクターの言及数が多く、レビュー上でも注目されている部分だと分かります。

ただし、同じ戦闘/操作の語句でも、高評価と低評価がかなり近くなっています。アクション性やテンポが合う人には強く刺さる一方で、操作感、日課、育成、端末負荷が合わない人には不満が出やすい。ゼンゼロは、3タイトルの中でも好みの分かれ方が見えやすい作品だと感じます。

高評価レビューは短く、低評価レビューは説明が長くなりやすい

レビュー本文の長さにも違いがあります。3タイトルとも、高評価レビューは短文が多く、低評価レビューは具体的な説明が長くなりやすい傾向でした。

タイトル評価区分件数文字数中央値75%点20文字以下50文字以下
原神高評価619件33.0文字101.0文字41.2%59.3%
原神低評価408件72.5文字181.2文字21.6%41.4%
崩壊:スターレイル高評価397件56.0文字160.0文字28.0%47.6%
崩壊:スターレイル低評価288件77.5文字171.8文字15.6%34.4%
ゼンレスゾーンゼロ高評価348件59.5文字153.2文字28.4%44.5%
ゼンレスゾーンゼロ低評価367件92.0文字184.0文字12.5%31.6%

高評価側には、「楽しい」「最高」「面白い」のような短い反応も多く含まれます。一方で低評価側は、ログインできない、重い、育成がつらい、ガチャが厳しい、運営方針に不満がある、といった具体的な理由が書かれやすいです。

そのため、平均評価や高評価率だけを見るよりも、低評価側で何が長く説明されているかを読む方が、各タイトルの課題はつかみやすいと感じます。

データと集計方法

今回使ったデータは、Google Playレビューから取得した以下3タイトルのレビューです。

タイトルパッケージ名レビュー件数テキストありレビュー件数取得レビュー期間
原神com.miHoYo.GenshinImpact18,864件18,858件2020-09-27〜2026-06-29
崩壊:スターレイルcom.HoYoverse.hkrpgoversea4,904件4,904件2023-04-23〜2026-06-28
ゼンレスゾーンゼロcom.HoYoverse.Nap3,275件3,275件2024-07-02〜2026-06-29

評価区分は、星4〜5を高評価、星3を中立、星1〜2を低評価としました。古いレビューには現在の仕様と合わない内容も含まれるため、本文の比較では主に直近12か月のレビューを見ています。

また、レビューにはスマホ版アプリの動作だけでなく、ゲーム内容、運営、ガチャ、端末性能、PC版や他プラットフォームでの体験への言及も混ざります。そのため、本記事では「Google Play上のレビューから見えるユーザー体験」として読んでいます。

投稿者情報の重複は参考程度に見る

3タイトルをまたいでレビューしている投稿者らしき情報も確認しました。ただし、Googleアカウントの内部IDで同一人物を確認しているわけではないため、同一人物であるとは断定しません。

組み合わせ重複している投稿者情報の件数
原神 × 崩壊:スターレイル960
原神 × ゼンレスゾーンゼロ486
崩壊:スターレイル × ゼンレスゾーンゼロ470
原神 × 崩壊:スターレイル × ゼンレスゾーンゼロ186

3タイトルすべてにレビューを書いている可能性が高い投稿者情報は186件でした。レビュー全体の件数と比べると少ないため、同一投稿者の比較を主軸にすると、一部の投稿者の見え方に寄りやすくなります。この記事では、重複投稿者の情報は参考に留め、主な比較はタイトルごとの直近レビュー全体で行いました。

分析上の注意点

  • Google Playレビューは、各タイトルのプレイヤー全体の意見を完全に代表するものではありません。
  • レビューは、不満や強い感想を持ったユーザーほど投稿しやすい可能性があります。
  • タイトルごとにリリース時期、ユーザー層、端末要求、レビュー投稿の動線が異なるため、レビュー件数や高評価率だけで作品の優劣を比較することはできません。
  • レビューにはスマホ版アプリの体験だけでなく、PC版や他プラットフォーム、運営、ガチャ、ストーリー展開への感想も含まれます。
  • 直近12か月のレビューを中心に見ていますが、ゲーム内容やバランス、イベント、端末対応はアップデートによって変わります。
  • 投稿者情報の重複は、取得データ上で共通する情報をもとにした参考集計であり、同一人物であることを断定するものではありません。

まとめ

原神、崩壊:スターレイル、ゼンレスゾーンゼロのGoogle Playレビューを比べると、同じHoYoverse作品でも評価される点と不満が出る点はかなり違っていました。

原神は探索・世界観・演出が強く、スタレはストーリー・キャラクター・ターン制の遊びやすさが評価されやすく、ゼンゼロはアクション・演出・キャラクター表現が評価につながりやすいです。

一方で、3タイトルに共通して、ガチャ/課金、ログイン・通信、育成まわりの不満は出やすくなっています。容量や重さはゼンゼロでは不満寄りに見えますが、原神やスタレでは好評文脈にも混ざっていました。作品ごとの魅力は違っても、スマホで長期運営型の大型ゲームを遊ぶときの継続コストや端末相性は、重要な評価軸になりやすいのだと思います。

個別タイトルの詳しいレビュー分析は、原神の分析記事崩壊:スターレイルの分析記事ゼンレスゾーンゼロの分析記事でも整理しています。

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